ドル円、ユーロ円、ユーロドル 5セッション分析(6月14日)
おはようございます しろふくろうです!
6月13日更新の、前営業日のドル円、ユーロ円、ユーロドルの5セッションの値動きのまとめです。
5セッションの時間の定義(サマータイムバージョン)
セッション名 | 説明 | 時間 |
TKO1 | 東京市場前半 | 9:00〜12:29 |
TKO2 | 東京市場後半 | 12:30〜15:59 |
LDN | ロンドン市場 | 16:00〜22:29 |
NY1 | NY市場前半 | 22:30〜1:59 |
NY2 | NY市場後半 | 2:00〜5:59 |
チャートではセッション内での値動き(各セッション始値からセッションの終値)を赤色の→で示しています。
基本的にモメンタムが強い場合は、セッション内の上下の動きはさておき、→が上昇、モメンタムが弱い場合は→が下落し、大きな流れをみることができます。
また、TKO1の始値からNY2の終値までを黄色の→で引いています。
こちらは前日一日間のモメンタムをあらわします。
それでは6月13日(水)のドル円、ユーロ円、ユーロドルの5セッションチャートを確認してみましょう。
【ドル円5セッションチャート】
最初の→がTKO1(東京午前)の値動きです。
※チャートは200倍以上のハイレバレッジでデイトレードに使っているBigBossフィナンシャルのMT4
昨日は注目のFOMC(米国の金利を決める会議)が開催されました。
基本的にイベントリスクは個人的には取りません。
なぜなら、仮に儲かったとしても継続的に利益を得る方法が見つけられないのと、ご覧のように大きく乱高下してとてもじゃないですが冷静に対応出来ないからです。
ご覧のようにNY2で大きく動き、この時間帯だけで、それまでの高値と安値を更新してしまいました。
基本的にNY2の流れを見るとドル売り方向で、また日足の流れを黄色の→で追いかけると、これもわずかながら陰線となっており、日足でもやや売りのモメンタムが強そうです。
そんなわけで、ドル円はややアタマが重そうな展開ですが、今日は昨日の米国に続き、ECB(欧州の政策金利を決める会議)が欧州時間にあり、主役はここのところモミアイのユーロとなります。
そんなわけで、注目の米朝首脳会談でしたが、TKO1のオープンまでにすでに上昇し、その後は終始モミアイでした。
【ユーロ円5セッションチャート】
ユーロ円はTY2ではたき落とされましたが、その後は堅調に推移し、先週高値の130.27も上抜けました。
ただ、ドル円に引っ張られてやや円高方向の流れで引けています。
日足の流れはしっかりとした陽線のローソク足になっています。
今日のECB総会次第ですが、前日高値を超えてくると、大きな動きになる可能性もありそうです。
一方下値は前日安値の120.59円。
ここを下抜けると、ユーロ円の上昇トレンドもいったんお預けとなります。
【ユーロドル5セッションチャート】
ユーロドルもドル円同様、ドルストレートのために、FOMCでのドルの動きに大きく影響を受けました。
最後のNY2で大きく動き、ここで一日の高値と安値をきろくしています。
ただ、黄色の日足のモメンタムを見ると、大きく上昇しており、ユーロ買い方向の流れが強そうです。
チャートポイントとしては上値は1.1820、1.1840で、下値は昨日の安値1.1725になります。
ECB次第ですが、モミアイが続いていましたので、上抜けた場合大きな動きになる可能性(下抜けも)注意したいところです。
いずれにしてもイベントリスクになります。
今日は昨日のFOMCと違い、NY1からの動きで参加が可能ですので、流れ次第ではその時間帯のトレードも面白そうですね。