しろふくろうとFX

しろふくろうとFX

こんにちは しろふくろうです!

まず最初に私の経験を交えて日本のFXの歴史を振り返ってみたいと思います。

FX(外国為替証拠金取引)は1998年の外為法の改正に伴い生まれたまだ新しい投資形態で、それまで個人では取引できなかった「通貨の取引」が規制緩和で簡単にできるようになりました。

時を同じくしてインターネットが広く急速に普及したこと、また、われわれ日本人には非常に馴染みのある為替レート(日本人ほど為替に敏感な国民はいません)を扱うということでFXは急速に広がっていきました。

個人的にはFXは通貨という普遍的で流動性も十分に確保されている投資対象を、誰もが平等に、低コストでトレードできること、そして株式投資などに比べて必要な資金額が少なくすむこと(「レバレッジ」という少ない資金で多くの取引ができる「てこの原理」)が魅力だと思います。

ただそのレバレッジもリーマン・ショック以降規制が入り、日本のFXはそれまで200倍以上のレバレッジが使えたのが今では最大25倍にまで引き下げられ、さらに引き下げの噂も出るほどになってきました。

そんなわけで、一時のFXブームは去りましたが、逆に投資としての魅力はなんら衰えていないと思います。

ドーハの悲劇ならぬドバイのマド

さてしろふくろうがFXを始めたころを振り返ると、2003年にドル円は115円の安値から窓を開けて急落し(ドバイの窓)、その後ドル円は2005年1月の101.67円まで下落しました。

注)ドバイの窓:2003年9月に、UAEのドバイで行われたG7で、円高誘導が合意されるという憶測で円高となり週末に大きな窓(ギャップ)を空けた。

その後、2005年10月に2年以上の期間をかけて115円のドバイの窓を埋めて本格的な円売りが優勢となりました。

そして、2008年6月の高値124.12円をピークに100年に一度といわれるサプブライムショックによる金融危機が発生し12年ぶりに100円を割れる急速な円高局面に入りました。

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チャートを改めてみると、135円をトップ、115円をネックラインとする大きなヘッドアンドショルダーズが完成したのがそのときでした。

私もFXを始めたばかりでテクニカル分析など全くわかりませんでしたが、いろいろと勉強するうちにチャートパターンというものを知り、135円をトップとするヘッドアンドショルダーズの可能性を確信するようになりました。

115円を割れたことによりその時計算したテクニカル上の目標値は、

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となりますから、

115-(135-115)=95(円)

となり、計算上は95円が目標値として算出されました。

今思い返せば、2003年後半もドルのセンチメントは悪く、ドル円は「戻り売り」をするものというの主流で、私も例に漏れずドル安信者となっていました。

そして2004年の5月に114.87円の高値をつけ、115円を超えることなく反落したドル円は3月の103.39を下抜けて2005年1月に101.67まで下落しました。

このとき、頭の中は100円割れに向かってひたすらポジションを積み上げていました。
そして日本政府の執拗な為替介入と、FRBの利上げによりドル円は100円を割れることなく反転していきました。

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当時、必要以上にレバレッジをかけていたポジションは大きな損失を伴い、私は大切な資金を大きく減らしてしまいました。

今になって冷静に考えると、135.14円と114.87を結ぶトレンドラインを超えたときにすでに変化が出ていたのです。

しかし「ドルは売るもの」でFXをスタートした私はなかなか円売りドル買いのスタンスに変更することが出来ませんでした(それから何度も同じような失敗を繰り返しましたが、FXにかぎらずトレードでは思い込みは本来の値動きを正しく判断することを妨げます)。

その後も頭の切り替えが出来ずに、まだ戻り売りを繰り返しトレンドに逆らったポジションを持ってしまい苦い経験を繰り返しましたが、そこで退場することなく自分なりにFXで儲ける方法を模索して今にいたります。。

逆にミセス・ワタナベということばをうんだほど盛り上がった「円キャリー・トレード」の終焉のころは、誰もがドル円は100円を割ることはないと信じて含み損を抱え込み最後には100円割れと共に多くの個人投資家がFXから退場していきました。

ここまでのお話はしろふくろう自身の苦い失敗談ですが、お伝えしたいことは

●トレードでは思い込みは破滅を招く可能性が高いということ。(心理的盲点で自分に都合の良い情報しか受け付けなくなること)

●レバレッジの効いたFXは大きな収益チャンスがある反面、相場が逆行した時には想像を超える苦痛と損失が待ち受けている。

ということです。

そんなことはわかりきっていると思うかもしれませんが、いざ自分自身がその中でもがいている時は冷静な判断が出来なくなってしまうものです。

さてここまで読んで「やっぱりFXは危険じゃん!」と思われるかもしれませんが、多くの失敗と成功トレードを通して「FXほど素早く利益を生み出すことができるものはない」という事実もわかるようになりました。

ただそのためには、FXというゲームの本質を知る必要があります。

そしてもう一つ、自分で決めた取引のルールを守り通すという精神面での技術の習得が必要です。

そうすれば、「FXのデイトレードで生計を立てる」ということも夢ではありません。

そんなわけで、私なりに毎日チャートを見て、そして損失を出しながら見つけたFXで稼ぐ方法と、そのために必要なことを出来るだけわかりやすくまとめてみました。

これは2009年に出版した最初の書籍「FXメタトレーダーで儲けるしろふくろうのスーバー投資術」のまえがきに書いた言葉です。

安定して収益を出し続けることは、トレードを始めて1、2年で到達できる目標ではないと思います。

スポーツを始めてすぐにプロになってお金を稼ぐことが難しいように、トレードもすぐに一流選手になることは難しいと思います。

ただ、毎日丁寧にチャートを見続けて、しっかりとしたトレードルールを作ることが出きれば、必ず1日1日上達していくことが可能だと思います。

始めて自転車に乗れたとき感覚を覚えていますか?

ある日突然、ごく自然にのれるようになったと思います。

私はメタトレーダーに出会って、あるチャートをきっかけにトレードに自然に接することが出来るようになりました。

そして、まるで自転車に乗るように通貨を売り買いできるようになれば、きっと将来働けなくなったときでもトレードで生計を立てれるようになるのではと思います。

毎日のブログ記事と合わせて、ご活用いただければ幸いです。