FX プライスアクション ドル円はらみ線で動けず
こんにちは しろふくろうです。
昨日もドル円はわずか38ptの極小レンジで、日足はらみ線が発生しています。
4時間足でみても、はらみ線が継続しており仕掛けようがありませんでした。
今週は、プライスアクションを追いかけてきましたがちょっとダイナミックな動きにかける一週間でした。
ただ、毎日御覧頂いていた方はお分かりかとおもいますが、プライスアクショントレードのポイントは
・フラクタル3で買いの時は、前日の安値を割らない限り上昇のモメンタムが継続
・フラクタル3で売りの時は、前日の高値を超えない限り下落のモメンタムが継続
・はらみ線は値幅の収縮パターンで、一旦ポジションを閉じるか、継続の判断をする時
・包み線は値幅の拡大パターンで、一旦ポジションを閉じるか、継続の判断をする時
・はらみ線、包み線とも新規のポジションを建てるは控える時(しっかりとブレイクを待つ)
ざっくりとですが、このようなルールでチャートを追いかけて行くと大きな怪我をせずに済むと思います。
またフラクタル3という最小の期間を使っているのは、プライスアクションへの対応を少しでも早くすることができるようにとの考えに基づいています。
さてさて、今週も最終営業日となりました。
今週は東京市場はダメダメ(時間があればあとで5セッションの見方をまとめます)でしたが、動きがでてほしいものですね。
それではフラクタル3で4時間足と日足のプライスアクションを確認してみましょう。
【ドル円】
まずは日足のプライスアクションです。
はらみ線が発生しているので昨日と変わらずで日足のサポートは107.99です。
日足のローソク足ははらみ線が発生しています。
先ほどはらみ線は様子見と下記ましたが、実は個人的には最も得意なトレードチャンスです。
一つ目のエントリーの判断は、前日(はらまれたローソク足)の高値と安値をブレイクした時(リスキー)。
次のエントリーの判断は、はらんだローソク足の高値と安値をブレイクした時で、今回だと109.32と110.00がエントリーポイントとなります。
そして更に日足だとかなりコンサバになりますが、それぞれのポイントをローソク足がザラ場で抜けた時(リスキー)、終値で抜けた時で判断します。
逆に包み線は苦手なパターンで、系統建ててトレードを組み立てるのが難しいです。
さて、4時間足もガチガチです。
110円をつけたローソク足がまずは包み線となり、その後7本はらみ線となっています。
包み線+はらみ線のパターンはかなり売り買いの攻防が激しいことを示しています(もしくは興味がないくらい閑散)。
まずは4時間のはらみ線(はらんだほう)のブレイク方向への動きに注目です。
【ユーロ円】
ユーロ円はユーロドルの動きにつられて、再度フラクタル3が売り転換しました。
124.04を下抜けたことにより、再度高値切下げ安値更新となっています。
ただ、123.39がサポートされている間はまだ上方向もありで、難しいところです。
ローソク足はこんなかんじです。
引き続き129.39を下抜けるとWトツプの完成、125を抜けると上昇トレンド入りのイメージです。
4時間足は124.90をつけたはらみ線を下抜けてブレイクしています
特にローソク足が実体のほとんどないヒゲの長い形でしたので、売り買いの攻防が強かったところに、売り手が勝ったというのが昨日の動きだったと思います。
【ユーロドル】
ユーロドルも1/22のローソク足の安値を下抜けてフラクタル3が売り転換しました。
1.1336を下抜けて、高値切下げ、安値更新の下げに転じています。
した値は何度か書きましたように1.1270。
まだまだ反転の可能性もありますが、今日のところは売り目線で、1.1394を超えて買いのイメージです。
4時間足は1.1393まで反発し、ボリンジャーバンドの上抜けをためしましたが、結局はらみ線となり、欧州タイムに売りではらみの下限を下抜けて1.1289まで下落しました。
こちらも売り手が勝った感じですね。
ドル円は今週は今のところ蚊帳の外ですが、かなりエネルギーが溜まっているかもしれませんので、上下のチャートポイント(昨日の高値安値)のブレイクには注意したいと思います。