P&Fのチャートパターン
ポイントアンドフィギュアはパターンで判断する
ポイントアンドフィギュア(PF)では相場の保ち合い(トレードを避ける)形状をバランスといい、バランスを崩すと値が飛ぶ(ブレイク)するとしています。
そのブレイク直前にしばしば発生する典型的な保ち合いの形状を、ベーシック・フォーメンーション(bacic formation)と呼びます。
ベーシックフォーメーションには代表的な9つのパターンがあり、対象三角形、上昇三角形、下降三角形、フラット・トップ・ワイドニング、フラット・ボトム・ワイドニング、くさび型、レクタングル、フラッグ、メガホンに教科書では分類しています。
基本的なテクニカル分析の知識があれば、「なんだ通常のチャートパターンと同じじゃん」と思うかもしれませんからから理解しやすいと思います。
ただPFの特徴として、ノイズを極限まで省いていますので、小さな相場のブレやダマシを回避することができ、より明確なブレイクのタイミングを測ることができます。
このサイトでは日足終値がNYクローズの【BigBossフィナンシャル】のMT4を使用しています。
上値切り下げ、下値切り上げのいわゆる「三角保ち合い」パターンです。
徐々に値幅が収縮していき、ブレイク後のダマシが少なく、また大きな値幅を見込むことができます。
また上下どちらにもブレイクする確率が等しくあります。
●上昇三角形(ascending triangle)
●下降三角形(descending triangle)
●フラット・トップ・ワイドニング(flat top)
●フラット・ボトム・ワイドニング(flat bottom)
●くさび型(wedge)
●レクタングル(rectangle)
●フラッグ(flag)
●メガホン(megaphone)
相場の方向がはっきりせず、ブレイクアウトの見極めが最も悩ましい形状で、上下のブレイクでエントリーした途端に反転して、もとのメガホンが継続したりと資金的にも精神的にも消耗してしまいます。 書籍ではメガホンが出現すると、通常最初2回のブレイクアウトが不発に終わると書いてあり、少なくとも初期のブレイクアウトを見送ることで損失を少しでも防ぐことができます。 また、メガホンは高値圏、安値圏で発生した場合は相場の反転パターンの一つとされています。対称三角形とは正反対のパターンで、上値切り上げ、下値切り下げ型という末広がりの形状です。
以上PFのチャートパターンをまとめてみましたが、基本的なテクニカル分析(チャートパターン)の理解があるとエントリーの方向やタイミングが更にわかりやすくなります。
興味のある方はぜひテクニカル分析のバイブル「初めてのテクニカル分析」を合わせてお読みください。
ポイントアンドフィギュアとは
ポイントアンドフィギュアの基本ルール
鈴木淳一
2019年2月16日 @ 5:58 PM
お世話です
P&F以前から知っていた 勝者のCHARTも読みましたが 枠の大きさや転換枠の設定がいろいろありすぎて迷ってしまいました
”誰でも同じ運用成果が残せる” の言葉に振るいたちもう一度勉強し直します
教科書どうりだと とても待てないが原因で使えなかった 3枠転換 損切りはここと言われても
先生のメルマガが頼りです。
しろふくろう
2019年2月16日 @ 6:09 PM
コメントありがとうございます。
日足のポイントアンドフィギュアは退屈だと本にも書かれていますが、ザラ場のノイズをのぞいてくれるので
トレンドの見極めには有効だと思います。
あとは日足ではレバレッジのコントロールが必要です。
短期(1時間足なら)、上下の変動はありますが、過去検証した限りではいずれも良い成績でした。
是非うまく活用してください。