しろふくろうのセッションFXトレード
FXのデイトレードを体系的にまとめたセッションFXトレード
これから具体的にご紹介する取引手法「セッションFXトレード」は5セッション(1日を5つにわけてそれぞれでのセッション内でトレードを完結する)での時間の視点と、プライアクション(チャートの値動き)を組み合わせたデイトレード手法です。
・なんとなく職人肌で語られることの多いトレード。
・FXは危険だというリスクばかりを強調した風潮。
・初心者をわざと近寄らせないようにするかのごとく、難しい言葉を並べる解説のプロ(本来優秀な解説者ほどわかりやすい表現をつかうものですが、この世界は例外)。
・経済指標がよかったのに、なぜかその通貨が売られるという逆説的な現象。
・米国が利上げして金利差が拡大したのに、なぜか売られるドル円。
トレードを難しく感じるのは、これまで常識人として育った経験や原則がなかなか通じにくく感じるからだと思います。
もう一度「価格が動く理由」を思いだしてみてください。
トレードには上昇、下落、横ばいの3つの現象しかありません。
今現在の価格から上がるか?下がるか?とシンプルに考えればおそらく1/2よりも高い確率で当てる事ができると思います。
それなのに、メルマガやブログなどの情報を見てしまったために
「もとプロディーラーの予想だから正しいはず」
「有料の投資情報だから勝てるはず」
などと、潜在的にその考えがエントリーの判断に影響し、正しくトレード出来なかったりしたことがありませんか?
誤解しないようにしてほしいのですが、決してそれらの情報(インプット)が間違っているということを伝えたいのではありません。
インターネットが発達して、さまざまな情報を瞬時にほぼ無料で手に入れることができるようになり、私たちの周りは挙げ出したらきりがないほど情報であふれています。
これはFXだけなく、毎日通知されるショッピングサイトのメール、Webサイトを見ていたら何故か気になるクルマの情報が流れたりと、今は心を平静に保つのが難しい世の中です。
そして一般的に「情報があれば(多ければ)勝てる」というふうに考えがちですが、短期トレードでは(時間軸が短くなればなるほど)ファンダメンタルズとよばれるマクロ経済学的な視点は不要になります。
また、インプット(情報)が多すぎるとAとBとCでそれぞれ違う方向を示していた時に判断に迷ってしまいます。
最近私が一番大切にしているのが意志力(ウイルパワー)を消耗しないということで、これはトレードで勝つためにひょっとしたら一番大切なことなかな?と思っています。
この判断に迷ってエネルギーを消耗してしまう「判断疲れ」が意志力(ウイルパワー)を消耗し、トレードにとって想像以上に悪い影響(例えばオーバートレードなど)を及ぼしてしまいます。※意志力に興味のある人はWILLPOWER 意志力の科学を読んでみてください。
デイトレードを系統立てる。
さて話をもとにもどしましょう。
すでにトレードをした経験がある方なら思い出してください。
始めたばかりのころは、売る、買う、そして指値注文などの基本的な事柄だけは知っていたけど、ファンダメンタルズやテクニカルの知識はほとんどありませんでした。
でもチャートを見て、なんとなく上がりそうだな、下がりそうだなと感じたままにエントリーをしただけで勝てた経験があると思います。
それも1回とか2回ではなくて、ある程度の回数勝って資金を増やしたことが(私もそうですが、だからこそ今もこうしてトレードを続けているのですよね)。
これは情報が限定されていたので、思考や判断を歪められずにチャートの動きに集中していたからだと思います。
でもそのうち、もっと勉強すれば、情報をいっぱい知ればもっと勝てると考えるようになります。(これは私たちのこれまでの成功体験による普通の考え方です)
しかしながら情報の多さと勝率、もっと言えば資金の増加は比例しないという壁にぶちあたり、ジレンマに陥ってしまいます。
どうすればこの負の連鎖から抜け出すことができるのか?
おそらく、なんとなく答えはわかっていると思いますが、あのころ(初心者で勝てた時)勝てたように、もっとシンプルにチャートを見て、値動きに集中すれば良いのです。
でも、それを思い出すにはどうすればよいか?そこが問題ですよね。
そのころは無心だった代わりに、系統建ててトレードをしていたわけではありません。
もっと言えば、文章にして伝えることが出来ないでしょう。
トレードを長く続けていくためには自分で魚を釣る方法を身につける。
中国の諺に
「人に魚を与えれば一日生かすことができるが、人に魚釣りを教えれば一生養うことができる。」
というのがあります。
トレードの場合「誰かの情報にたよって勝てたとしても、いつまでたっても釣りの技術は身につきません。」
じっさい私自身10年以上トレードをしてきて、ずいぶん遠回りをしてきました。
30台のころは大きく儲けてやろうという意気込みも強かったのですが、50才を過ぎた今では相場の難しさを知った反面、我々個人投資家がFXという大きな海で魚を釣り上げる最適な方法を残せないかと思うようになりました。
特に、FXをこれから始める人が遠回りをしたり、脱落しないように、そしてトレードにつてい難しく考えてしまっている方にむけて何か体型的にまとえめたものを作れないかと考えました。
そんな思いで「セッションFXトレード」という名前で、おそらくトレードで一番大切で知りたかった値動きの秘密を具体的に文章にまとめてみました。
つまり 短期トレードで生計を立てるための釣り方がセッションFXトレード です。
たいそうに書きましたが、セッションFXトレードは時間のルールといかに高値と安値をシンプルに判断するかだけです。
これまで普通の常識で生きてきて、相場の常識に違和感を持っている人ほど受け入れてもらいやすいとおもいます。
しろふくろうの秘伝書のひとつデイトレードでの著者で、米国で最も読まれているニュースレターを配信しているオリバー・ペレスは次のように言っています。
我々トレーダーという職種の人間にとって重要なのは、今現在である。我々は過去にいきるわけではないし、現実から逃避して遠い未来に生きるわけでもない。
セッションFXトレードで毎日を給料日にしましょう
ゆたか
2019年1月3日 @ 2:48 PM
しろふくろう様 新年あけましておめでとうございます。
セッショントレード大変参考になりありがとうございます。
お正月休みはいかがお過ごしでしょうか?
私は、チャートとにらめっこ のFX検証三昧のです。
そこでの気づきが一つありましたので、この考えの優位性があるのか?
しろふくろう様のご意見があれば 大変恐縮ですが、お聞かせ下さると大変勉強になるのでコメントさせて頂きました。
15分足でインジケーターのフラクタル3の高値のサインがでたら、その高値を上抜けで買いエントリー損切はそのサインが出た足の安値にします。(売りはその逆です。)
利食いは5~15PIPSで裁量なので、心理的負担は大きくなるのでその辺は思案のしどころですが・・・
フラクタル3のサインの箇所は逆に考えると損切が溜まってる箇所でもあるのかな?と思ってますが、
この考って逆張りになる事が多いので優位性が少ないと考えるのが妥当なのでしょうか?
FX初心者の考えでまったく的外れな事を書いているのかも知れませんが、
大変お忙しいとは思いますが、お暇な時がありましたら、コメント頂けたら幸いです。
しろふくろう
2019年1月5日 @ 2:26 PM
あけましておめでとうございます。
年始からすごく動きましたね。
あれだけ動くと、チャートポイントができるまでは不安定な動きとなるので少し距離を置いてみています。
さてご質問の件ですが、結論からいうとチャートはどのタイムフレームでも同じような動きをします。
でも15分のチャートポイントはブレイクしたとしてもその上のチャートポイント(日足や1時間など)ではね返されることもいあります。
それを見極める上でも、できれば日足と1時間のフラクタル3のポイント(高値安値)は見ておいたほうがいいかと思います。
MT4なら簡単ですので。
答えになっているようなないようなですが、そろそろセッションFXトレードの実戦編をアップしていく予定ですので、またそちらを
ご覧いただければと思います。
本年も宜しく願いします。
ゆたか
2019年1月13日 @ 7:38 PM
しろふくろう様 コメントありがとうございます。
大きな時間足の高安でトレンドを確認してそのトレンドに沿ってエントリーを捜してエントリーするのですが・・・・・
損切が続く時には、どっちが優位性があるのか、見失う自分がいます。
トレードのルールを間違えてのかな?と思うところもあるので
実践編大変楽しみにしています。
しろふくろう
2019年1月14日 @ 9:48 AM
コメントありがとうございます。
先ほど週足プライスアクションをアップしましたが、年末(11月以降)は難しい相場展開だったと思います。
https://462960.com/weekly-190114/
保ち合い局面ではロット数で調整するなどで、基本的なルールを変えないほうが良いというのが一般的な考え方です。
15分足はセッションの寄り付きには入らないというルールを付け加えてみてはいかがでしょうか?
筆が遅いので、もう少し実戦編はお待ちくださいませ m(_ _)m
谷口 かずお
2019年1月23日 @ 1:42 PM
しろふくろう さま
初めてmail照会させて頂きます、所定の照会様式が不明なのでここで記載いたします、よろしくお願い致します。
5セッショントレードに興味があり、貴ブログ
しろふくろう
2019年1月23日 @ 1:48 PM
コメントありがとうございます。
お気軽にご質問くださいませ。
しろふくろう
たにぐち
2019年1月23日 @ 3:27 PM
しろふくろう さま
「しろふくろうのFXディトレード」利用方法初歩の質問です。
①個別にmailで解答を頂ける形式の質問様式はあるのですか、先ほどミスで作成途中の照会文が送信されてしまい、上記貴サイトのコメント欄に搭載されてしまいました。サイトに直に記載されないで照会する方法はないのでしょうか。
もしかして □新しい投稿をメールで受け取る にチェクを入れて送信ですか
また その上の「サイト」欄の使い方は?、ここに入力するとサイトに自動的に記載されてしまうのでしょうか。
②さて照会の本題です
貴セッショントレードに興味を持ってベンキョウ中です、貴出版本なしのWebのみで、ここ1か月前から、 そこで質問です。
・セッショントレードの過去記事を集中的に調べたく、検索するにはどうすれば良いのでしょうか。メニュー>チャート分析>デイリー分析 から探しても一部しか検出されないようです。
・またサイト冒頭の「最新記事」には、当月?の記事が混載されており、そこでも探せますが、前月以前の分は分からない。過去分をアーカイブとして検索できるようにはなっていないのですか、有ればどこに。
・貴別ブログ・・・・・分析研究所を含め、セッション手法によるデイトレを「今日のトレード」として記載された記事がかなりあったと思いますが、改めて抽出を試みても上手くゆきません。
日足・週足・月足ごとにも抽出した記事のメモも一部作成してはみましたが、+αおよび確認のため、改めてこれら検索方法の効率的なやり方を是非知りたい。
以上 実質初mailでの照会です
よろしくお願いいたします
たにぐち
②
しろふくろう
2019年1月23日 @ 8:28 PM
たにぐちさま
ご質問、ご意見ありがとうございます。
①個別にmailで解答を頂ける形式の質問様式はあるのですか
>申し訳ございませんが、コメント欄にてご質問お願いします。
といいますのも、トレードブログですのでトレードに集中したいためです。有料のメルマガサービス等とは趣旨が違う点ご理解ください。
②の部分ですがごもっともです。
まだまだブログの全体の2〜3割の完成度で、コンテンツの追加中でこのあたりも表示について検討していました。
取り急ぎ、サイドバーに見つけやすくなるように少し工夫をしました。
月別の記事の検索をプルダウンで設置しています。
そんなわけで、情報専門というわけではないのでご不便をお掛けしますが、引き続き応援よろしくお願いします。
PS.本は考えていますが、ブログのコンテンツを先にして、そこからトレード手法などを系統立ててという流れですのでまだまだお時間掛かりそうです。
しろふくろう
たにぐち
2019年1月23日 @ 10:52 PM
しろふくろう さま
たにぐちです、過去記事の検索方法に関する質問に早速ご回答そして、素早い対応処置(サイドバーに過去月別検索プルダウン表示窓)を頂き有難うございました。とりあえず・・・と記されていますが飛躍的に便利です、これで取り組みにも元気がでます、過去記事のかなりは目にしましたが精読のためには時系列での検索が不可欠です、もっと早めに照会できればなおベターでしたが、ご多忙の中本当に有難うございました。今後とも宜しくお願い致します。
しろふくろう
2019年1月24日 @ 10:03 AM
こちらこそ、なかなか手付かずのところでご不便をおかけしました。
引き続きよろしくお願いします。