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ずいぶん前にふとある本で見つけた、ノーベル物理学賞をとったアインシュタインのことばです。
毎日来る日も来る日もひたすらトレードをしていた(トレード漬けの日々を送っていたという方がただしい)私は、この言葉を読んでふと立ち止まってFXというゲームについて考えるようになりました。
トレードでもビジネスでも勝つためには、必ず押さえて置かなければならないルールがあります。
仮にそのルールを守らずに勝てたとしても、かならずどこかでつまずくときが来ます。
例えば客商売だったら、どんなことがあっても営業時間を守るというルールです。
今日は体調が悪いからとか、家庭の用事が入ったからなどと言って、10時に開店するお店を12時に開けたとします。
定休日でもないし、事前の告知もないのに、その日朝10時に来店したお客様はどう思うでしょうか?
一度だけだったら、また来てくれるかもしれませんが、それが何度かつづいたとしたら間違いなく顧客を失います。
簡単な事に思えますが、店舗運営において営業時間はお客様とのコミットメント(約束)であって、どんなことをしても守らなければならない基本です。
でもこの「基本」が守れずに撤退していくお店をいくつも見ています。
店舗運営というゲームでは、絶対に守らなければいけないルールです。
「ルール」というと難しく感じますが、このように「基本」ということばに置き換えるとすっと理解しやすいかもしれません。
当然、FXというゲームにも知って置くべき「ルール」があり、それを守らないと長期的な成功はありません。
ただ、このルールというのは相場に影響をあたえる変数がとてつもなく多いFX(トレード)と言うゲームでは、限りなく複雑で、膨大な数だったりします。
それがFXというものをとてもむずかしくしています。
しかしながら、どんなゲームにも共通するのですが、数あるルールの中で、絶対に(本当に)おさえて置かなければならない物があると思います。
アインシュタインのことばを読んだ時に思ったことは
「自分ははたしてFXのルールを知っているか?」
「もし知っているとすれば見落とした穴はないのか?」
ということです。
結果、答えはとてもシンプルで、これまでもなんとなく使っていたけど意識していなかったものでした。
いまではこの考え方さえあれば長期的に相場を続けていく自信が持てると思っています。
逆にこの考え方(ゲームのルール)を知らなければ、仮に短期的に勝てても、いつか退場してしまう可能性があると思います。
セッションFXトレードはこれからお伝えする、私が考えるFXというゲームのルールにもとづいたデイトレードの手法です。
と言っても、ゲームのルールはとてもシンプルで、ぜんぜんむずかしいものではありません。
そう、ルールを学んだらあとはうまくやるだけです。
FXで生計を立てるという、誰もが夢見る生活(それは達成したとしても、決して理想とはちがうかもしれませんが)のためにまずはこのルールをマスターしてください。